この「値を分けて表示する」という意味についてご説明します。
例えば、診断結果において「日本語では◯◯、英語では△△」と表示したいとします。
これまでのシステムでは、
診断結果基本テキストに
[LIST1]
リスト1に
日本語ではニンジン、英語ではCarrotと設定する必要がありました。
日本語ではかぼちゃ、英語ではPumpkin
日本語では玉ねぎ、英語ではOnion
日本語ではじゃがいも、英語ではPotato
日本語ではほうれん草、英語ではSpinach
日本語ではキャベツ、英語ではCabbage
しかし、この状態でもう一度日本語の野菜名「ニンジン」 だけを表示したい場合、これまでの仕様では実現出来ませんでした。
(例えばIF関数などを使って多数の分岐を使えば可能ではありましたが、複雑な方法でした。)
そこで、リストの中において値に対して予め分割する設定をしておき、表示する際に◯番目の値を出すように出来れば、その問題を解消できると考えました。
新しい仕様では、
リストの中の値をカンマで区切っておき、
リスト変数[LIST1]などに、[LIST1,1]といった形でカンマ+数値を加えると、自動的にリストの値をカンマ区切りで分割し、◯番目の数値だけを抜き出すような仕組みになります。
例えば、
診断結果基本テキストに
日本語では[LIST1,1]、英語では[LIST1,2]。
あなたは[LIST1,1]が好きですか?
リスト1に
ニンジン,Carrot
かぼちゃ,Pumpkin
玉ねぎ,Onion
じゃがいも,Potato
ほうれん草,Spinach
キャベツ,Cabbage
と設定します。
診断結果において、ニンジン,Carrotが割り当てられた時、
[LIST1,1]はカンマで区切られた値の1番目=ニンジンが表示され、
[LIST1,2]はカンマで区切られた値の2番目=Carrotが表示されるようになります。
(もしカンマ+数値が無い[LIST1]の場合は、分割されずにそのままニンジン,Carrotが表示されます。)
これにより、診断結果は、
日本語ではニンジン、英語ではCarrot。となります。
あなたはニンジンが好きですか?
このようにリストの値を分けて表示できる事により、一部の文字列をもう一度表示するといった使い方が出来ます。
このカンマ区切りは文字数限度の範囲内ではいくつにも区切ることが可能です。
この機能を利用したサンプル診断はこちら
この新仕様により、診断作成の幅がかなり大きく広がると考えています。
ぜひ、診断作りにご活用頂けますと幸いです。
今後とも診断メーカーを宜しくお願い致します。
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